アジアンブリーズ 選手紹介
こんにちは。
日本ではまだ寒い気候が続きますが、春が待ち遠しい時期ですね。
初登場となります、
メンタルトレーナーを目指して今秋からカリフォルニア州立大学でスポーツ心理学を専攻する小野紗耶花と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
野球オンラインコミュニティ「ベースボールオンラインアカデミー」から誕生したトラベリングチーム、アジアンブリーズがアメリカに旅経つまで、1カ月を切りました!
今回はMLB契約を懸けて
「アジアンブリーズ」に集結した選手たちを紹介していきます。
トップバッターは……
と、言いながら投手の紹介です(笑)
早稲田実業高校、早稲田大学、そしてJX-ENEOSにてプレイした
最速150キロの直球を持つ
内田 聖人(うちだ きよひと)投手です!

1994年に静岡県で生まれ、
幼少期から父とのボール遊びが当たり前の環境で育った内田投手は
兄の影響もありごく自然の流れで野球の世界に入っていきました。
内田投手の素質が開花したのは早く、
中学生のときには日本代表選手に選ばれアメリカでのプレイしていました。
しかし、
日本で通用していた球が、アメリカではホームランを打たれ
“まだ上がいる、世界は広い”と
世界の現実を目の当たりにしたと言います。
その後
早稲田実業高校、早稲田大学に進学。
本格的にMLBを意識する様になったのは、大学生になってからだそうで
「自身の技術向上に伴い、メジャーリーグがいかに魅力的な世界かを感じた。」
と言います。
大学卒業後はJX-ENEOSへ入社し二年間プレイされた内田選手ですが、
「自分の思うようなプレーができず、納得のいく野球ができなかった。」
と胸中を明かしてくれました。
JX-ENEOS引退後の一年間は
“自分の野球”をするための準備をしてこられたそうです。
その中で、チームに所属してるだけでは、知りえなかった現実に直面します。

それは、チームに所属しているころにあった“当たり前” です。
決まった練習時間、
整備されいつでも使えるグラウンド、練習仲間の存在など
それら全てを一から自分で手配しなければならず、
今までどれだけ恵まれた環境で野球ができていたのかと気付き、
心から感謝出来る様になったと話しています。
今は旧友のサポートのもと、
自分の野球を見つめ直しながらトレーニングに励み、
自ら考え行動するしかない環境のおかげもあり、
物事の判断力、分析力がついたと言います。
出会い、そしてアジアンブリーズ へ
アメリカ進出を意識して準備をしていたころ、
知り合いを介して色川冬馬さんに出会ったそうです。
「様々の斡旋会社やエージェントと会って、話しを聞いてきましたが、
年末年始など関係なく、熱心に直球で向き合ってくれる色川さんなら
妥協せず一緒に闘ってくれそうだったので」
と内田投手は、アジアンブリーズ への入団を決断したそうです。
今回のトライアウトでは
これまでみっちり準備をしてきたピッチング、
特にストレートとフォークで真っ向勝負すると
強気に話してくれた彼の野球人としての将来像は
“引退できる”野球選手になること。
自分が満足するまで
野球を楽しみ切って野球人生を終えることが出来たら
「どれだけ幸せだろうか」と話す内田投手は語ってくれました。
未だに進化し続ける24歳右腕、
日本アマチュア野球のエリート街道を歩んできた彼が、
新たなステージで、新たな挑戦へ歩み始めます。
まずはアメリカ、メキシコの地で旋風を巻き起こしてほしいですね。
皆んなで応援していきましょう❗️
ベースボールオンラインアカデミー
小野 紗耶花