みなさん、こんにちは!

今回で10回目の登場、とよっちです。

去る7月13日から22日までスリランカに行ってきました。

それは野球の国際大会、西アジアカップを観戦するためです。

そもそも西アジアカップって何?と思う方もいると思うので簡単に紹介すると、侍ジャパン社会人代表も出場するアジア選手権への出場権をかけた大会で上位2か国が本戦に出場することができます。

2年に1度のペースで東西分かれて予選大会を行っていますが、今回は普段のアジア選手権予選に加えて、来年の東京五輪予選も兼ねていました。西アジア諸国にとってこれが五輪への第一歩となった大会なのです!

今回の参加国はスリランカ、パキスタン、インド、イラン、ネパール、バングラデシュの6ヶ国でした!元々はイラクが参加予定でしたが、予算等の問題もあって代わりにバングラデシュが出ることになりました。同国にとってはこれが国際大会デビューです。

これまでの西アジアカップはパキスタンでの開催が多かったですが、今回は日本の後押しもあってスリランカで初開催。大会のために約3000万円を投資したと聞きました!選手や関係者は5つ星ホテルに宿泊し、球場への移動にはすべて警察や軍人さんが同行するという徹底的なおもてなしぶりでした。

実際に使われた球場は2012年に完成した「日本-スリランカフレンドシップベースボールグラウンド」。日本のことを全面に押し出し過ぎて怖い部分もありますが、とてつもなく広い球場で中堅は120mを越えていたと思います。

デカい球場行われた大会は地元、スリランカが決勝でパキスタンとの接戦を制して5-4で勝利し、連覇を達成しました!10月に台湾で開催予定のアジア選手権にはスリランカとパキスタンが出場します。

大会期間中、色々な方と交流しましたが、印象的だったのはイラン代表の選手達。

イランは冬馬さんが最初に代表監督になった思い出深い場所。出場した選手達の大半は冬馬さんの教え子でした!

「自分はトーマのトモダチ」という話をすると

「トーマは元気!?」

「今、使ってるグラブはトーマからもらったんだよ!」

「トーマはいい指導者だったなー」

ひたすら語ってくれて「トーマ祭り」でありました(笑)

1番スゴイと思ったところは、自力で大会に参加していること。他の国は日本、日本人の支援があっての参加がほとんどでしたが、イランチームには1人も日本人がいなかったのです!

これが冬馬さんがイランに残してきた「継続性」でしょう。ご本人は「自分が去った5年後10年先、そして死後の100年先に残る指導をしている」と言っていました。

冬馬さんが去った後もイラン国内では国からの支援がほぼなく、資金集めも自分達で行わなければならないほど厳しい状態に置かれていますが、継続的に大会に参加しています。

冬馬さんが去って約5年、日本には情報が入ってきませんが、イラン野球は今でも継続しているのです。それは「イラン代表監督 色川冬馬」がいたからこそ。

西アジアの諸国には大きく発展する可能性がある。それなのにアジアトップの日本は一部の国だけをひいきして「西アジア全体」のことを考えていないのです。

大会を主催するアジア野球連盟は何のために存在しているのか。2020年の東京五輪後はどのように野球を継続していくのか。考えることは山ほどあります。

色々書きたいことはありますが、長くなるので今回はここまで!約1週間、現場で大会を見てきたのでもし、知りたいことがあれば何でも答えますよ!

とよっち