人事を尽くして天命を待つ
ビザが降りない。シーズンが開幕する。
4-5月は、ずっとプレッシャーでした。出来る事は120%やったつもり、でも決めるのはアメリカ移民局。
アメリカ🇺🇸移民局の仕事は、誰の力も及びません。
日本🇯🇵からは、何も出来ないのです。
私が現役の時から、ビザ取得の難易度は変わらないのです。
ポイントは1つ。
・球団主導で必要書類を準備出来るか。
球団主導で動かす為に必要なこと。
・我々サポートする側が、球団と十二分な関係を持っている事。
なぜなら『追加書類の可能性』が常にあるからです。
これは本当に球団次第。
私は、こんな所で自分がアメリカにいた時代の繋がりが生きるとは思っていませんでした。
出会って8年でしょうか、ジャッカルズの監督・ブルックスが直ぐに動いてくれたのです。

変な話しですが、アメリカ人からは幾度となく「無視」されています笑
もう返信のないメッセージを送ることは「慣れっこ」ですが笑、他人の事となればプレッシャーです。
プロ野球界の底辺
このプロとアマの境目、いわゆる『プロ野球界の底辺』では常に契約とクビが繰り返され、
選手を続けたければ「タフであれ」としか言いようがありません。
私もお陰様で各国飛び回っていますが、生活環境が毎日変わるのは本当に、本当に大変です。
アスリートは、これにプラスコンディションを整え、筋力を付けていかなければならないと考えるとホント簡単ではありません。

既に知っている方もいると思いますが、私がメキシコ🇲🇽からニューヨーク🗽に行っている間に、横山投手がリリースされてしまいました。
彼は既に日本へ戻り、次を見据えて動き出しています。引き続き、変わらぬ声援お願い致します。
このプロ野球界の底辺という業界は、本当に毎度悲しいです。
でも、リアルを学べます。
なんの保証もない未来へ、
自らの意志と行動で向かう以外ないのです。
そして遂に内田投手がニュージャージージャッカルズのロースター入りを果たしました。
*2019年6月13日の投稿から引用しています。その後、リリースされます。

ビザが降りた5月末、直ぐに渡米する準備をしていた内田投手でしたが、チームから出た指示はまさかの「待て」
理由は、チームが好調で投手の枠に空きがないこと、そしてジャッカルズがロードトリップに出ていた為でした。
シーズン中、誰かが入ると言う事は、誰かが出て行くという事。
困った内田投手が出した決断は、『アメリカで待つ』こと。
そこにこそ保証はない。ということは、全てが自分の責任において処理しなければいけないという弱い立場にもなる
一種の掛けにもなりますが、チームが彼を断る理由はないと私は自信がありました。
そして彼が渡米して1週間、予定通りに機会がやってきたのでした。

終わりではなく始まり。
別れではなく旅立ちでござるよ。
という、るろうに剣心の言葉を思い出しました。
新たな旅の始まりです。
昨日の最高を超えましょう。
僕の好きな歌の歌詞に、
「昨日の最高を、今日の最低にしよう」とあります。
やっちゃいましょう❗️
Changing Lives!!
TOMA